MARTINEZ COFFEE
マルティネスコーヒー
一度マルティネスのコーヒーを飲んだなら、他のコーヒーは水っぽく感じます。
こんにちは、台北ナビです。今日は大安公園から徒歩5分のところにあるマルティネスコーヒーにうかがいました。内装は洋風ですが、靴を脱いであがる珍しい喫茶店です。でも、珍しいことはまだまだたくさんありました!なんとUSA TODAYやNEW YORK TIMESにも取材されている店なのです。
元はコーヒー豆の卸し問屋でした
ご主人の陳偉峰さんにお話を伺いました。もともとこの場所でアメリカの有名ブランドMARTINEZからコーヒー豆を輸入し、国内のカフェに卸す仕事をしていたそうです。MARTINEZと言えば、1988年にジャマイカ出身のマルティネス氏が起業して以来、ジャマイカの宝とも言えるブルーマウンテンを中心に世界のコーヒー豆の中でも最高級のものを提供しているブランドです。2週間に1度、アメリカから直送
陳さんはコーヒーへのこだわりが昂じて5年前に珈琲店「マルティネス・コーヒー」をオープン。同時に、今でも台湾国内40店舗のカフェに豆を卸しているそうです。ナビが伺ったちょうどその日、アメリカからFedexで豆が届いたところでした。アメリカの工場を火曜日にでて、木曜日には届いています。届いたそばから予約していたカフェに次々に引き取られていきます。でも、一番早く飲めるのはやっぱりマルティネス・コーヒーです。
オーダーされてから豆を挽きます
早速、ブルーマウンテンをいただくことにしました。やっぱりブルーマウンテンが一番人気だそうです。陳さんは、本社で焙煎した豆を使っています。MARTINEZの焙煎はすべてFull city。最もよくコーヒーの味や香りを引き出すそうです。陳さん曰く、台湾で生豆をローストする店もあるようですが、アメリカのように3つのよい機械を使ってローストするようなところはないし、腕もまだまだということでした。
豆は注文が入ってから細挽きにします。挽きたての豆の香りをかがせてもらうと、ほんのりバターのようなコクのある香りがしました。
聞きコーヒーが楽しめます!
サイフォンを使って入れていきます。入れ終わったコーヒーを温めたカップに入れ(この気遣いも台湾では珍しい)、残ったコーヒーを中国茶の「聞杯」に注ぎ、それをまた別のカップに空けて陳さんが味をチェック。お客さんの所には、コーヒーの入ったカップと空の聞杯が運ばれてきます。そう、これは中国茶で行われる「聞茶」のコーヒー版なのです!お客さんは聞杯で純粋な香りを楽しんでから、コーヒーカップに手をつけていきます。
実はコーヒーの飲み方も、最初の一口はお茶の品評会で見られるような飲み方をすると味と香りがよく分かるそうです。陳さんは「こうやって飲むんだよ」といって、ズズズーッと蕎麦を食べるような音を出してコーヒーをすすり、口の中でも十分に空気を含ませ、香りを鼻から出すようにしてみせました。ナビも「やってみなさい」と言われてやってはみたのですが、なかなかうまくできませんでした(^^;)。コーヒーをこんな風に飲むというのは、初めての経験でおもしろいですね。
99%の人がブラックを飲む!
店内を見回してみると、お客さんは落ち着いた雰囲気です。陳さんに伺うと「若い人もくるけど、コーヒーのことを分かっている人が来るから、35歳以上の人が多いかな」。そう言われてよくよく見ていると、ホットのブラックコーヒーを頼んだ人はみんなそのまま飲んでいるではありませんか!コーヒーには砂糖2袋とミルク2個入れる台湾人が、苦いコーヒーをそのまま飲むなんて!!「うちの客は99%そのままで飲むよ。砂糖を入れると酸っぱくなるし、ミルクを入れると味がなくなるでしょ」。確かに、本当にコーヒー好きな人が集まる店のようです。逆に言えば「ブラックでも飲める店」ということでしょう。1杯を2人でわけてもらうことも可
ナビ達は2人でうかがっていたので「1杯のコーヒーを2つに分けてあげようか」と言われました。喜んでお願いすると、これまた素敵な小さいカップに分けて出して下さいました。はて、エスプレッソ用にしては大きいけど、普通から見たら小さいなと思っていたら「2人で分ける時に使うカップだよ」。なんでもお客さんが2人で来て、2種類のコーヒーを頼んで二人で半分ずつ飲みたいというオーダーを受けることがよくあるそうです。これまた台湾人らしいけど、いいと思いませんか?日本でもあるといいのにこういうサービス。珈琲、紅茶、中国茶、花茶もあり!
マルティネスコーヒーには沢山のメニューがあり、珈琲だけでも世界一周できるんではないかと思うくらいの種類があります。コーヒー以外のお茶やケーキも充実。あまりにも多様で素人には選びきれないので、陳さんに以下ほんの一部を紹介して頂きました。ちなみに最低消費額は100元です。
「うちは100%ジャマイカのブルーマウンテンだから」とキッパリおっしゃるご主人。と、いうことは、よそのブルマンは100%じゃないということ?…(^ ^;) 始め飲んだ時は苦いと思ったのですが、これを飲んで以来、ほかのコーヒーが水っぽく感じられて困っています。1度飲んだらやめられないって、こういうことなんですね。
思わず「これおいしい」と言ってしまったナビ。エスプレッソの苦みがラム酒の甘みでまろやかになり、しかもどちらの味も立っています。ブルーマウンテンでつくるともっとおいしいそうです。
お友達がつくるケーキが絶品!
ケーキは、陳さんのお友達の手作りだそうです。商売ではないので、お店も持っていない方だそうですが、うーむ、お友達、すごい!お店持ってないの惜しい!でもお店持ってこの味が崩れると困るからやっぱり持たないで(笑)。今まで台北で食べたチーズケーキの中で一番おいしかったです。コーヒー豆買えます
MARTINEZの豆を買えるのはカフェだけではありません。一般のお客さんも買うことができます。箱詰めされた豆はDARK ROASTかMIDIAM ROART。もちろんFull cityの範囲での焙煎です。保存は、未開封なら3ヶ月。一般的には6ヶ月と言われていますが、台湾は気温が高く湿気が強いので3ヶ月ぐらいにして下さいとのことでした。未開封でも、シールの裏側に空気穴が開いていて、豆が呼吸しているためです。開封後は3週間で飲みきって下さい。コーヒー教室開催中
マルティネス・コーヒーでは、あなたをコーヒーのプロにするための教室を開いています。コーヒー豆の歴史から始まり、豆の比較、焙煎、挽き方、入れ方、品評会、道具についてなど、あらゆることが学べます。週1回2時間全8回で6千元(豆代などすべて含む)というコースで、もう2年14回目を数える人気だそうです。授業は中国語になりますが、日本人の生徒さんもいるそうです。興味のある方はマルティネス・コーヒーまでご連絡下さい。電話番号:2784-9683
水曜コース-10:00~12:00
土曜コース-10:00~12:00
各教室8~12人くらいで〆切。
以上、台北ナビでした。
記事更新日:2009-03-31
基本情報
| 住所 | 台北市新生南路一段149-11号 |
|---|---|
| 電話番号 | (02)2755-4222 |
| 営業時間 | 10:00~22:00 |
| 休業日 | 年中無休 |
| クレジットカード | 不可 |
| 日本語 | 不可 |
| 行き方 | MRT「忠孝新生」駅から徒歩10分。最寄りバス停、信義新生路口から徒歩2分。新生南路一段沿いの東側にあります。 |
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2005-06-30
スポット更新日:2008-03-31
































