福大山東蒸餃大王
フーダー・シャントンゼンジャオ
- エリア: 台北市 MRT中山駅
- ジャンル : 小籠包・餃子・点心
庶民の味を美味しく食べさせてくれる山東省風味の蒸餃子のお店。
ごきげんいかが、台北ナビです。今回ご紹介いたしますのは、台湾の庶民の味、餃子屋さんです。この店は、数年前に友人に案内されてから好きになってしまい、店のオヤジとも顔なじみ、といういきつけの店。「今晩はちょっと写真撮らせてちょうだい」と夕食がてら、よってみました。

ナビはいつもMRT淡水線の「中山」駅からの通勤なのですが、てっとりばやく食事を済ませて帰ろう、という時、必ず思いつくのがこの店「福大」です。といっても、この店、席数は50席くらいしかないのに、食事時に行くと客がどっと集中するので大入り満員。ナビの行く時間はだいたい8時半をすぎたころなので、ちょうど客足も減ったころで、熱気がちょうど冷めたころ。入り口の厨房に陣取って汗だくになりながらセイロや麺の面倒を見ている主人の梁春江さんにあいさつ。ご主人「ニーハオ、今日もワンタンメン?」などと聞かれたのですが、今晩はセイロ蒸しの餃子を食べなくてはと思って、「蒸餃、一籠」(蒸し餃子ひとセイロ)、それとワンタンスープを頼みました。で、こういう店では必ずといっていいほどある「小菜」というおつまみをとって席へ。ここは豚耳の和え物と乾豆腐などが美味しいんですよ。

「 福大 」が裏通りのわかりにくいロケーションにありながら、これだけの常連客の人気を得ている、というのは、駅に近く、表通りには 三越 などのデパートが密集しているから、という地の利だけではないようです。やはりどこか、この店にしかない「味」がこの路地裏に客を引き寄せるようです。
その看板料理、ともいうべき「 福大 」の名物が蒸し餃子、というわけです。混んでいる時に行くと、包んでる包んでる。2~3人の職人さんがものすごい速さでセイロに餃子を並べていきます。だいたい一個3~4秒。作りおきをしないで、その場で作る新鮮度がおいしさの秘密のひとつのようで、包むスピードと注文数で追いかけっこしている姿がとてもスリリングでもあります。

で、できあがった「蒸餃」の蒸しあがりを見てみましょう。なかなか大ぶりで、女性だったら、これ全部食べられるかな、というボリューム。これで70元は安いですよね。では、いただいてみましょう。はい、まず皮の歯ざわり、というのが「モチッ」としているのが特徴的です。それから、中からでてくる野菜たっぷりの肉アン。「小籠包」とは違って肉汁じゅわ、というのはないですが、とっても食べやすく、ひょいひょいと箸が進みます。これが山東風、の味なのでしょうか。これに「酸辣湯」といわれるすっぱ辛いスープを付け合せれば、至福の時。
私の場合は、この蒸餃に「ワンタンスープ」を合わせると「満腹コース」ということになるのですが、このワンタンもただものではない代物。薄皮で、しかもフワフワっとした肉餡がジューシー。しかも初めて見たらビックリするくらい大きいですよ。これもぜひお試しいただきたい一品。

もうひとつの看板の味が「香菇炸醤麺」、つまりジャージャン麺ですね。このジャージャン麺というのも、具の絡めぐらいとか、ソースの味加減とか、お店によって個性の出るものはないと思うのですが、ここの「香菇炸醤麺」は、名前にあるように、シイタケの香りたっぷりで、それに軟らかい干し豆腐とひき肉をソースで絡めてあって、独特の味です。で、「福大」さんで使っている麺というのが、たぶん手打ちだと思うのですが、細うどん、という感じの白い麺を使っていて、これがけっこうお腹にツルツルッと気持ちよく入っていくんです。
さて、ほかにこの店は牛肉麺などを含め、メニューはわずか13品。そのほかは「豚の耳の和え物」とか「キュウリのにんにく浅漬け」とかのおつまみなどしかないので、これひとえに「蒸餃」を看板にしている名店、といえるでしょう。 |
記事登録日:2006-04-13
記事更新日:2009-04-13
| 住所 |
台北市中山北路一段140巷11号 |
| 電話番号 |
(02)2541-3195 |
| 営業時間 |
12:00~21:00 |
| 休業日 |
日曜日 |
| クレジットカード |
不可 |
| 日本語 |
カタコト |