逸郷園

イーシャーユェン

オーナーの信念、シェフの情熱、伝統と新しさが息づく客家料理の名店です。

こんにちは、台北ナビです。皆さんご存知の通り、台湾には台湾料理、広東料理、湖南料理、北京料理・・・たくさんの中華料理がありますが、客家料理というのは聞いたことがあるけれど、まだ食べたことのないという方が多いのではと思います。なぜなら、台北には客家料理レストランが少ないからなのです。今回は名シェフが腕をふるう、地元の方で毎日賑わう客家料理のレストランをご紹介したいと思います。
 台北市から表彰もされています

台北市から表彰もされています

客家料理とは

客家(はっか)と言うのは、その昔、戦火を逃れて中国北方から南方へ移動した民族のことで、どの土地でもお客さんだったことから「客家」と呼ばれているそうです。その移動を繰り返す中で食料を保存する必要があったことから、乾物や塩や味噌を使った料理が多いのが特徴です。

ちなみにMRTに乗った時に流れる次の駅のアナウンスがありますよね?あれは「北京語→台湾語→客家語→英語」の順です。台湾の人口の12%が客家語を話すとされています。

シェフがすごいんです!

ここ「逸郷園」は1998年にオープン。台北に「客家料理のレストランが少なすぎる!」と客家人のお知り合いの方に頼まれたオーナーが作ったお店です。今この店で腕をふるうシェフの游朝雄氏は2004年に中国で開かれた「獲頒中国烹大師」で金賞を受賞した経歴を持ちます。オープンと同時にこのお店のオーナーである羅世昌氏と出会い、それからずっとこのお店の味を作り続けているのです。実はこのシェフは客家人ではありません。さらにもともとは広東料理のシェフだったのです。が、大会で金賞をとるほどの腕前と熱い思いから、台湾中の客家人が暮らす土地を訪ね歩き、本物の味を足と舌で習得したのです。その成果は盛況のお店を見て納得!というわけです。
シェフの游朝雄さんです

シェフの游朝雄さんです

受賞を記念して大きなポスターが!

受賞を記念して大きなポスターが!

こだわりの食材

シェフのこだわりは材料にも溢れています。料理に使う鶏は全て苗栗、桃園、新竹の客家村から去勢して丸々と太らせた8ヶ月のもの、豚肉は全て黒豚、エビは天然のものをというこだわり。それぞれ、育った場所の水のきれいさも条件との事で、全くもって感心するばかりなのでした。

オススメ料理をご紹介

メニューはとっても豊富。

メニューはとっても豊富。

オーナーの羅さんは日本語が堪能なのですが、残念ながらいつもいらっしゃるとは限りません。メニューは写真付ではありますが、北京語と英語のみ。肉、海鮮、卵料理、野菜料理などなどとっても種類が豊富です。そこで、慣れない客家料理のオーダーがちょっと不安な方に、お店のオススメ料理をご紹介しちゃいます。
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客家小炒 小240元/大420元

客家小炒 小240元/大420元

彩りもきれいな逸品。これは客家料理の中でとても代表的な料理です。スルメと干した豆腐、豚肉、セロリ、葱に唐辛子を加え強火で炒めます。スルメもとても柔らかくセロリの香りが爽やかでビールにもバッチリ合います!
客家封肉 小280元/大460元

客家封肉 小280元/大460元

米酒と醤油でじっくりと煮込んでトロトロになっています。もちろん黒豚使用!ぜひ白いご飯と一緒に。
郷村菜脯蛋 小160元/大280元

郷村菜脯蛋 小160元/大280元

西洋バジルより香りが強い台湾バジル(九層塔)がたっぷり入ったオムレツ。さっぱり頂けます。
客家鹹湯圓 小250元/大420元

客家鹹湯圓 小250元/大420元

エビとシイタケのダシが効いた白玉に食感が似ている手作りのお団子が入った特製スープ。ボリュームもたっぷり!
郷村閹鶏 小390元/大680元

郷村閹鶏 小390元/大680元

こちらがこだわりの鶏肉を使った名物料理です。厚みのあるやわらか~い鶏肉は茹でた冷製。そしてこれを特製の金桔醤につけて食べます。少ーし醤油をたらすのがポイントとか。柑橘系の爽やかなソースがお肉とめちゃめちゃ合います。感動しました。
炸小豆年糕 小120元(6個入り)/大240元

炸小豆年糕 小120元(6個入り)/大240元

最後にデザート。こちらはピーナッツ入りの羊羹を胡麻入りの衣で天ぷら風にあげたもの。まわりはサクサクでゴマ風味が効いていて、中はもっちり甘さ控えめの小豆羊羹です。

その他に・・・

家庭でも客家料理が!お土産にオススメ。

家庭でも客家料理が!お土産にオススメ。

上でもご紹介しましたが、「金桔醤120元/瓶」はとってもオススメです。やはり自宅用に買って帰られる方も多いとか。鶏肉だけでなく、茹でた豚肉やキャベツなどにも合うそうです。また、お酒の種類も豊富。ビール、紹興酒、清酒、高梁酒、ワインなど。さらに小米酒(どぶろくのような濁り酒)までも!味がしっかりしている客家料理はお酒にもとっても合うのですね。それからセットメニューも豊富です。6人で2000元~、各種ありますので、大人数の場合はお任せで頼んでもいいと思います。

オーナーの羅さんはとっても温かく広い心を持った方だというのが第一印象です。そして「レストランに必要なのは、清潔、サービス、料理。この3つなんだよ」とおっしゃっていました。本当にこのレストランはそれを守り抜いていると思います。
米酒が置いてあるレストランは
珍しいです!

米酒が置いてあるレストランは 珍しいです!

毎月一回は必ず消毒をするという清潔な店内、取材中にも何度もお茶を注いでくれたスタッフの心配り、そして伝統を守りながらも常に新しい客家料理を試行錯誤するシェフの熱意。何より地元の人が口コミで訪れると言う保障つきの料理の味。

客家料理未体験のあなた!食べたことあるけど、また食べたいと思っていたあなた!ぜひぜひ訪れてみてくださいね。

以上、台北ナビでした。


記事更新日:2009-06-08

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基本情報

住所 台北市忠孝東路一段152号
電話番号 (02)3393-2729
営業時間 11:30~14:30(ラストオーダ~14:00)、17:30~21:30(ラストオーダ~21:00)
休業日 年中無休
クレジットカード Visa、Master、JCB 、American Express、Diners
日本語 可。オーナーの羅さんは堪能ですが、不在の場合はNG。
その他の情報 *ランチメニューはありません。サービス料10%が別途かかります。
行き方 MRT「善導寺」下車。5番出口から出てまっすぐ前を見ると前方に看板が見えています。徒歩2,3分です。

[地図で見る]

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2005-11-22

スポット更新日:2009-06-08

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