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寧夏夜市近くの圓環にある人気屋台!老若男女に親しまれている昔ながらの台湾スイーツ「愛玉」で暑気払いしよう♡

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観光客に人気の「寧夏夜市」近くに、地元民が次から次へと買いにくる屋台があることを知っていますか?「圓環阿勝愛玉冰」は1964年から商いを始めた屋台。明確な住所はなく、派手な看板も皆無です。それでも人が集まるのは、品質と手作りにこだわる「本物」の伝統スイーツをワンコインプライスで食べられるから!今年(2022年)で58年になるお店なので、親子三代に渡って通い詰める台北人も少なくありません。(創業何年かを毎年更新しているのもかわいい♡)
「愛玉」は暑気払いに効くと台湾で信じられています。台湾のひんやりスイーツ「愛玉」は台湾にだけ自生するクワ科イチジク属の植物「愛玉子」から作られ、樹になっている姿は緑色のマンゴーのようです。「愛玉」の屋台でよく見る小さな粒粒が一塊になっているのは「愛玉子」の果実を裏返して乾燥させたもの。これを水の中に入れて揉んでいると、どんどん固まってきて、数時間放置するとゼリー状になることと、薜荔(オオイタビ)の変種であることから「カンテンイタビ」という和名も持っています。ちなみに水の中で揉みもみして作るので、「愛玉を作る」の中国語は「洗愛玉」。なかなか面白いですよね。
屋台スイーツやドリンクショップのトッピングとして台湾の街中でよく見かける「愛玉」ですが、その9割が寒天粉や愛玉膠を使った偽物だと言われています。しかし「圓環阿勝愛玉冰」は「愛玉子」を使用し、手作業で揉みだしています。よく見ると、透明なのにちょっとした不純物のようなものが見えるのですが、それが本物である証拠。原価が高く、労力と時間をかけているのに良心的すぎる値段で提供を続けて約60年。そりゃぁ、地元民が足しげく通うわけです!
「圓環阿勝愛玉冰」の看板商品は、もちろん「愛玉冰」。愛玉自体には味はなく、シロップの味を楽しみます。後から知りましたが、酸味を調整してもらえるようなので、自分の好みを伝えてみてくださいね。「圓環阿勝愛玉冰」の「愛玉冰」はゼリーや寒天とは少し違う、滑らかでありながらつるりとした独特な食感。食べ進めると、体内の火照りがすぅ~と引いていくのが感じられます。あぁ、これが本物の「愛玉」の力!
昔ながらの屋台で食べられる雰囲気もナビ好みで、寧夏夜市の近くにいて、暑い時は必ず寄ってしまいます。

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2022-06-28

チェックイン日
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部屋数 部屋1 大人 子供