無名牛腩湯(牛腩湯．排骨湯)

無名だけど有名！？看板のない屋台の、絶品牛肉スープで朝ごはん

龍山寺の門前夜市(艋舺夜市)で有名な広州街。朝に行ったことはない、という人がほとんどかと思いますが、おいしい朝食のお店も多いんです。今回はその中から、牛腩湯の屋台をご紹介します。その名も、「無名牛腩湯」。というか、名前はないんですが、店名を書いた看板は出してなくても、おいしいから有名になってしまうパターン。これ、台湾ではよくある話。
さて、牛腩湯というのは、牛バラ肉(あばらと腹のあたり)を煮込んだスープで、歯ごたえがあるのにやわらかく、鉄分が豊富なので貧血予防にも効果的です。辣醬入りの醬油膏をセルフで取りに行き、これにお肉をつけて食べましょう。
みんなが必ず食べるのが看板メニューの牛腩湯。これだけさらっと食べていく人もいますが、ごはんと合うのでナビはついつい魯肉飯も注文。野菜も食べたくなって滷白菜も頼み、しっかりしたボリュームのある朝ごはんのできあがり。牛腩湯のスープはおかわりできるので、欲しい人は鍋のところまでお椀を持っていけばOKです。
屋台は臭豆腐屋さんの軒先を午前中だけ借りて営業するスタイルで、地元のおじさん率が高く、ローカルな雰囲気が味わえます。20年以上地元で愛されている家族経営の小さな実力店。朝の龍山寺を訪れた際は、ここで朝食を食べてみては？