海峽会私人会館 C.S CLUB

海峽會私人會館 C.S CLUB

閉店・移転、情報の修正などの報告

記念日や特別な日に行きたい迷宮のようなレストラン、ほかとはひと味もふた味も違います!

こんにちは、台北ナビです。

今日は台北アリーナからすぐ近く、敦化北路沿いの宏国ビル地下1階にある「海峽會私人會館 C.S CLUB」をご紹介します。

以前は会員のみのフィットネス、SPA、ステーキハウスの複合施設でした。4年前から台湾で有名な国泰世華銀行や富邦銀行、シェラトンホテル、メリディアンホテル、ハンブルハウスなどの高級ホテルを経営する蔡一族のグループがここを譲り受けました。そしてこの度、コース料理を中心としたレストランとしてリューアルさせたことで、一般の方も利用できるようになりました。

エントランスは獅子が出迎える高級オフィスビル


木々が生い茂る優雅な大通りの敦化北路。その脇に存在感強く聳える高級オフィスビルの宏国大樓。2頭の獅子の間を抜けて入り、吹き抜けのロビー右手奥に「海峽會私人會館 C.S CLUB」の入口があります。

赤い絨毯の階段から地下へ降りていくと雰囲気のいい空間が広がっています。
木々が生い茂る優雅な大通り、2頭の獅子が目印です 木々が生い茂る優雅な大通り、2頭の獅子が目印です 木々が生い茂る優雅な大通り、2頭の獅子が目印です

木々が生い茂る優雅な大通り、2頭の獅子が目印です

店内は個室のみ、少人数から大人数まで対応可能!

全部で25の個室に分かれ、小さいお部屋で2、3名から。いちばん大きいお部屋で50名くらいまでの利用ができます。

大きいお部屋には、テーブルとは別に休憩できるサロンのようなソファー席が設けてあり、化粧室もあるのでよりプライベート感が保たれて使いやすくなっています。そのため政界や芸能界のお客様もたくさん訪れるのだとか。台湾はもちろんの事、香港や中国の有名人も御用達にしているそうです。

個室によっては、円卓が電動で回る、しかも円卓自体が自分用の鍋で楽しめるようになっているのは、ナビも初めて見ました。このシステムが取り入れられているのは、かなり希少なんだとか。
少人数用の個室 少人数用の個室

少人数用の個室

20人前後で利用できる個室、休憩できるサロンのようなソファー 20人前後で利用できる個室、休憩できるサロンのようなソファー

20人前後で利用できる個室、休憩できるサロンのようなソファー

30人前後で利用できる個室、大きいお部屋は広々としてとても豪華~ 30人前後で利用できる個室、大きいお部屋は広々としてとても豪華~ 30人前後で利用できる個室、大きいお部屋は広々としてとても豪華~

30人前後で利用できる個室、大きいお部屋は広々としてとても豪華~

パテーションを外せば50人前後で利用できる個室に変身 パテーションを外せば50人前後で利用できる個室に変身 パテーションを外せば50人前後で利用できる個室に変身

パテーションを外せば50人前後で利用できる個室に変身

至る所にアートがあります

店内の雰囲気をさらに演出するものとして、オーナーが所蔵している海外から集めたアートコレクションが個室の中や通路のあちらこちらに。

特に目を惹くのが、受付横にある赤い電話ボックス型の金魚の水槽。中にきちんと電話も設置されていて、その横を金魚たちが優雅に泳いでいるのがインパクト大です。ほかには、ウィスキーにも力を入れていて、スコットランドの“SPEY”が種類豊富に揃います。お店の一角がちょっとしたSPEY博物館のようになっていますよ。
受付ロビー 受付ロビー

受付ロビー

インパクト大の電話ボックス型の金魚の水槽

インパクト大の電話ボックス型の金魚の水槽

海外から集められたアート 海外から集められたアート 海外から集められたアート

海外から集められたアート

スコットランドのウィスキー“SPEY”が豊富に揃います スコットランドのウィスキー“SPEY”が豊富に揃います スコットランドのウィスキー“SPEY”が豊富に揃います

スコットランドのウィスキー“SPEY”が豊富に揃います

ちょっとしたSPEY博物館のよう ちょっとしたSPEY博物館のよう ちょっとしたSPEY博物館のよう

ちょっとしたSPEY博物館のよう

新鮮食材豊富な絶品しゃぶしゃぶ!

新鮮な食材がズラリ 新鮮な食材がズラリ 新鮮な食材がズラリ

新鮮な食材がズラリ

伊勢海老と似た食感の台湾ロブスターや肉厚のホタテ、北海道のタラバガニなど海鮮も種類も豊富 伊勢海老と似た食感の台湾ロブスターや肉厚のホタテ、北海道のタラバガニなど海鮮も種類も豊富 伊勢海老と似た食感の台湾ロブスターや肉厚のホタテ、北海道のタラバガニなど海鮮も種類も豊富

伊勢海老と似た食感の台湾ロブスターや肉厚のホタテ、北海道のタラバガニなど海鮮も種類も豊富

牛肩ロース 牛肩ロース

牛肩ロース

日本×オーストラリア牛の掛け合わせのサーロイン 日本×オーストラリア牛の掛け合わせのサーロイン

日本×オーストラリア牛の掛け合わせのサーロイン

アメリカ産牛カルビ アメリカ産牛カルビ

アメリカ産牛カルビ

コース内容はランチで1,990元~、ディナーで3,688元~(コース内容は季節によって変わります)。どのコースにも海鮮とお肉類が付いてきます。

海鮮はオーダーが入ると厨房にある生簀から上げられ、新鮮なままテーブルに運ばれます。どれもダイナミックな海鮮で、ボストンロブスターや伊勢海老と似た柔らかく甘い食感の台湾ロブスター、肉厚のカナダのホタテ、身の引き締まった北海道のタラバガニなど食欲をそそります。
葉物やキノコ類などの野菜の種類もた~くさん。練り物もあります 葉物やキノコ類などの野菜の種類もた~くさん。練り物もあります

葉物やキノコ類などの野菜の種類もた~くさん。練り物もあります

セットされる鍋に入ってくるのは、カツオと昆布から取った、だし汁。ぶくぶくと沸いてくると、フワッといい香りが広がります。台湾では鍋と言うと辛い麻辣鍋が多いですが、こちらでは海鮮の新鮮な味を味わってほしいとのことで、あえてスープ自体を濃い味ではなくすっきりとした味で提供しています。網のおたまに食材を入れ、各食材の横に置かれたプレートにあるオススメの湯通し秒数で味わいます。もちろん好みの時間で湯通しするのもOKですよ。ミニ砂時計はカウント用に用意されています。台湾ではなかなか見かけない蟹専用のスプーンが準備されているのも粋な計らいです。
ぶくぶくと沸いてきたら網のおたまに食材を入れ、湯通しして味わいます ぶくぶくと沸いてきたら網のおたまに食材を入れ、湯通しして味わいます

ぶくぶくと沸いてきたら網のおたまに食材を入れ、湯通しして味わいます

プレートにあるオススメの湯通し秒数

プレートにあるオススメの湯通し秒数

カウント用に用意されたミニ砂時計

カウント用に用意されたミニ砂時計

蟹専用のスプーンも準備されている!

蟹専用のスプーンも準備されている!

オリジナルのタレは胡麻ダレ、ポン酢、広東ダレの3種。胡麻ダレには、豆腐のチーズとも言われている中華食材の豆腐乳が入っていてかなりクセがありますが、慣れるとコクがあってやみつきになります。お肉を付けてどうぞ。ナビがとても気に入ったのは、オレンジやすだちの入ったポン酢。フルーツの香りと共にすっきりした味わいになります。海鮮に付けていただくのがオススメです。お肉でも海鮮でも合うのが広東ダレ。見た目は濃厚な色をしていますが、意外とあっさりしていて食べやすいです。
一人分の鍋セット、左上のタレは左から胡麻ダレ、ポン酢、広東ダレ

一人分の鍋セット、左上のタレは左から胡麻ダレ、ポン酢、広東ダレ

本格台湾料理などが味わえるコース料理

しゃぶしゃぶ以外のコースは台湾料理、中華西洋料理の複合式などがあります。各コースからおすすめの料理をご紹介していきます。
* 珊瑚排骨 (台湾風スペアリブ唐揚げ)
北投の有名な宴会料理として出されていたもの。スペアリブが珊瑚の形に似ていたことから“珊瑚排骨”と言うネーミングになりました。独特のクセのある風味ですが、カラッと揚がっていて食べ応えもあります。

* 魷魚螺肉蒜湯 (するめ烏賊とサザエのニンニク入りスープ)
飴色に透き通ったスープの中にするめやサザエが入っています。すっきりあっさりした味わいですが、味はしっかりとしています。

* 古早味滷肉飯 (昔懐かしい豚肉煮込みご飯)
台湾の庶民的なご飯と言えば、滷肉飯。肥肉、瘦肉、五花肉の3つの部分のお肉を使っています。コクのあるザ・台湾な味の豚肉煮込みご飯です。

* 金萱烏龍牛助排 (台湾金萱茶の牛ショートリブ煮込み)
高山烏龍茶の一種、金萱(キンセン)茶で煮込まれたお肉は臭みも全くなく、柔らかくいただけます。中身がレアになっていますが、レアが苦手なナビでも気にすることなく食べられました。

* 干燒活龍蝦 (ロブスターの甘辛ソース炒め)
プリップリに引き締まったロブスターにかかっているのは、ニンニクがかなり効いた濃い味の甘辛ソース。添えられた太めのパスタと絡めて食べるとマイルドになります。


* 紅胡椒鮑魚 (アフリカ産アワビ ピンクペッパーソースかけ)

南アフリカ産のアワビは噛み応えを残しつつ柔らかめに煮込まれていて上品な味。


* 金錢干貝蝦餅 (ホタテと海老入り特製コロッケ)

ホタテと海老入りの揚げ物は、まず鶏の高湯に浸した上で、ラードで揚げてあるのでとても香ばしいです。

シェフ歴10年の張祖佑さん

シェフ歴10年の張祖佑さん


こんな美味しい料理を作り出してくれるのが、張さんをはじめ40名ほどいるという台湾人シェフたち。

張さんは元々「食べる」ということが好きだったのでシェフの道を目指したそうです。以前は台北にある日本の懐石料理を出すお店で働いていました。

今回ナビたちがお邪魔した際は「海峽會私人會館 C.S CLUB」で提供される一品一品の料理を誇らしげに紹介してくれて、とても頼もしかったです。
以上台北ナビでした。

記事登録日:2017-05-11

ページTOPへ▲

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2017-05-11

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供