台湾でエスニックもイイかも!と思える日本未上陸のマレーシア料理
下記内容は以前市民大道にあった時のものです。現在は違うお店になっています。参考程度にお読みください。
こんにちは、台北ナビです。
台湾に来たからには台湾料理?いえいえ、それだけではもったいない!東南アジアからの移民や労働者が意外と多い台湾、各国エスニック料理も本場さながらの味が楽しめるんです。その中から今日ご紹介するのはマレーシア料理の店。2015年6月現在、日本未上陸「PappaRich」をご紹介します。
Fromマレーシア、本場の味
店名は創設者のMr.Rich Tan氏の名前から
「PappaRich」は2005年マレーシアのクアラルンプールでオープンしました。マレーシアはいわずと知れた多民族国家で、マレー系・インド系・中華系の国民がそれぞれの文化を融合させながら暮らしています。食の面でも同様、さまざまな民族の飲食文化が混ざり合い独自の味を作り出しています。そんなマレーシア料理提供しているのが「PappaRich」。伝統的な味と適正価格が人々の心をつかみ、オープンからわずか10年余りで世界各国に100店舗を超えるまでに成長。2015年5月、満を持して台湾の東区に台湾第一号店をオープンしました。
マレーシアのファミレス!?
メニューは実に豊富で160種余り。ドリンク類だけでも30種以上、スイーツや軽食と合わせれば60種以上とお食事以外にカフェとしても楽しめそうです。それもそのはず、「PappaRich」はマレーシアスタイルのコーヒーや朝食を提供するカフェ、コピティアムの概念も取り入れているのだとか。そのため営業は早朝8時~。夜も台湾のレストランにしては遅く平日で23時、週末(金土)で24時までオープンしています。
もちろん、台湾のレストランにありがちなランチタイム後の昼休憩はなし。文字通り朝から晩までオープンしていて、なんだか日本のファミレスみたい。価格もお手頃、お子様連れにも優しい子供椅子の用意もあり。店員さんを呼ぶベルまであるのだから、やっぱりこれってマレーシアのファミレスですよね!?
コピティアム風にバーカウンター
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ゆったりめのテーブル席とソファー席
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店内の雰囲気もファミレスっぽいですよね~ |
オーダーは記入式
台湾の小吃店での注文といえば、メニューがズラリと並んだオーダーシートに自分で記入するのが常。ここ「PappaRich」もオーダーシートを採用しています。これは別に台湾式に倣ってのことではないそうで本国マレーシアでもこのスタイル。台湾一般のオーダーシートと違うのはメニューが書かれていないこと。ではどうやってオーダーすればいいのかな?
①メニューブックからお好きな料理をチョイス※中国語と英語しか書かれていませんが、
写真付きなので安心!
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②オーダーシートにメニュー上の数字を書き込む※Noodle=N01…、Drink=D01…
と書かれているのでわかりやすい!
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③テーブル上のベルを押して店員さんを呼ぶ※あとはオーダーシートを渡すだけ!
以上のように言葉がちょっと心配…なんて人も一言も発することなくオーダーすることができるのです。もちろんスタッフの中には日本語を話す人もいるので、困ったことがあったら頼ってみましょう。
おすすめメニュー
それでは早速、世界の「PappaRich」ユーザーが愛する人気メニューを中心にいただいてみましょう。なお、TOP10 Favorite Dishesはメニューブックのトップページに載っていますのでわかりやすいですね。おいしそうなものがありすぎて何をオーダーしたらよいのか迷ったらこちらからチョイスするのもイイですね!
マレーシアから取り寄せたさまざまな香辛料が使われています
R08爸爸海南鶏飯Pappa Chicken Rice
290元
中国海南省からの移民たちが伝えたチキンライス。85℃の湯でじっくり煮ること40分、火が通ったらすぐに氷水で冷やすと、身のしまった弾力のある肉に生まれ変わります。皮はつるりと滑らか。タレは3種、バジルベース・辣醤ベースはチキンに、甘いとろみ醤油ベースはごはんにかけてどうぞ。付け合わせのスープもエビのだしが効いています。
R03椰漿飯+咖哩鶏NsiLemak with Curry Chicken
290元
ナシレマーク・チキンカレーは香辛料とココナッツの香りが食欲をそそる一品。チキンのほかにもピーナッツ・揚げ小魚・キュウリ・玉子がのっていて、これをスプーンとフォークでぐちゃぐちゃと混ぜて食べるのがマレーシア流だとか。ピリリと辛いですが、キュウリがいい箸休めとなってパクパク。