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メニューは一種、ワンタンスープ一筋80年

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花蓮液香扁食の創始者である戴阿火さんは、一代目の経営者。扁食の由来は、福州地方の屋台料理だといわれています。一代目が福州出身の人から学び、三代目の戴玉麗さんになって、故蔣經國総統が花蓮を訪れるたびに毎回立ち寄るお店として有名になりました。伝統の味を守る独特の手法は、扁食(ワンタン)を花蓮の名物料理の地位に押し上げました。現在は四代目が独自の味を冷凍保存し、宅配で自宅までお届けするというシステムまで確立しています。

皮は薄くて弾力があるのは、独自の手作り麺の技術から。なので、皮は崩れたり融けたりすることなく、繊細な状態でツルリと口の中へ入っていきます。肉は東部の肥沃な土地で飼育された豚、処理された当日の新鮮な肉は甘みもあります。ワンタンはスープに味が感じられないこともあるのですが、「戴記扁食」はスープだけでも飲めるほど。長時間煮込んでいますが、あっさり味で、薬味のセロリと油葱酥(紅葱頭という台湾エシャロットを揚げたもの)が風味を更に際立たせています。こんなにシンプルなのに旨すぎる!日本から来たナビ友も、こんなにおいしいワンタン食べたの生まれて初めて、と絶叫していました。
お店は2階もあり、100人近くは座れそうです。

一碗ワンサイズの65元、テーブルに運ばれてきた熱々のワンタンスープは、金魚が泳いでいるようにきれい。セロリと油葱酥も本当にいい香り。スープをまず一口。スープだけでその旨さが伝わってきます。そして、ワンタン。ツルツルで肉の旨味も噛むほどに感じられました。お好みでテーブル上の胡椒や醤油、酢、香油、唐辛子を足します。胡椒は風味を更に押し上げてくれます。スープに強さが欲しいなら醤油や酢もいいでしょう。
男性は2碗食べる人もいるという、まさに花蓮の名物料理といえますね。

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関連タグ: ワンタン 老舗 有名 宅配

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2015-03-17

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供

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