9月澎湖+台北旅行 4日目

旅行の時期 2016年09月

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早朝6時に起きて、7時に北辰市場へ出発。
もちろんポケストップを回しながら。でも毎度、回した分だけ出てきてしまうのでボールは集まらない。
20分もあれば行けるだろう道のりを倍近くかけて歩く。
入り口でまず家族の目に止まったのが、サンドイッチメインの早餐屋さん。あれ美味しそう、買う。と好物の潤餅と、黒米のおにぎりを購入。
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どう見てもサンドイッチにキウイが挟まっているのが気になるところ。
フルーツサンド?
これ、潤餅は食べ物に文句を言わない家族が珍しく、「カイワレとりんごと胡麻だれが……食べ慣れたら美味しいんだと思う…」と残念な顔をして言っていました。組み合わせの妙。
黒米と雛豆と雑穀の入ったおにぎりは、肉鬆と肉が入っていてそこそこ美味しい。
そして、市場へ内外を放浪。ここ、楽しい!
場内も場外も、お店がいっぱい!
果物や野菜、肉、魚、見てるとテンションが上がる!
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果物キラキラ。
初めて見た菱が売っていたので、1つもらって食べる。
栗に似た美味しさ。これ、ここで採れたんじゃなくて台南から持ってきたんだよ、とお店の人が言ってくれる。観光客っぽいからだろう、良心的。

場内で、いつも気になる鶏のお店。美味しそうな醤油色の鶏と、あっさり白っぽい鶏と。
これ買って帰りたい!っていっつも思うんだよねえ。
我慢ならず、煮卵!一個だけちょうだい!と売ってもらう。10元。
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これ美味しかったー!!
鳥を煮たか焼いたかしたタレにつけてあるのか、鶏油っぽい味もあってかなりしっかりしょっぱい。
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台湾の煮卵、ハズレがない。
と家族が呟くも、澎湖の、という気がする。
台北よりも全体的に塩気が強い気がするんだよね。
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カットフルーツ屋さんでザボンみたいな柑橘の剥いたのを買う。
70元くらい?
しゃくしゃくしていて美味しい。

麺線のフシを見つけて即購入。
棒に引っ掛けた端っこのところ。稲庭うどんやそうめんのフシを良く買うんだけど、汁物の具に入れると美味しくて大好きなのです。30元。やすっ!!もっと欲しい、でも持ち帰る時にバキバキになる!
こんなものが売ってるのが、生産地の近くっぽくて良い。
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フシ。

更にキクラゲも買う。白キクラゲと黒キクラゲ、白のほうが沢山入って同じ値段。こっちも30元。やーすーいー!

干しエビと干し貝柱を売っているおばあちゃんのところで、海老を齧らせて貰う。バリッとしょっぱくて旨味がある。300元。これ、迪化街より安い気がする。昨日のシェン豆漿にはいっていたのが美味しかったし、買っていこう。1キロなのかな、かなりの分量。
貝柱も!安いのが600元、高いのが800元。
味に差はないから600元で。
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この、多少銭?というやりとりがおばあちゃんとうまくいかず(台湾語を話す方だったのかな?)、通りすがりのおじいちゃんをおばあちゃんが呼び止めて、値段を書いてくれる。
そしておじいちゃんが「リーペンレン?じゃぱ?」と聞いてくれるので。「はい。日本人!」と答えると、すごくはにかみながら「私日本人好き」と言ってくれる。あ、ありがとうございます…。感謝!


お土産いっぱい買って、ホテルへ帰って今度はタクシーーを呼ぶ。
あまり暑くない間に観光をしよう作戦、8;30にタクシーに乗り込み、20分過ぎくらいで北海遊客中心へ到着。ここから吉貝島へと行く。
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港の建物。立派。
観光案内所と、売店がある。トイレはここも吉貝島のもとても綺麗で紙もありました。

言葉がわからないので乗り遅れちゃならない…と、チケットを購入したもののウロウロして出発を待つ。ちゃんと掲示板に、何時に何番のデッキから出るよ、とは書いてあるものの、それを過ぎてから出発な台湾。
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こんな小さな高速船でいきます。
複数の会社から、1時間ごとに船が出ているのであんまり心配なく乗れる。
けれど、波が高かったせいか揺れる揺れる!
水着を着て遊ぶ気満々の台湾の若者たちが、船が跳ねる度にジェットコースターを楽しんでいるように「わーお!」「いえーい!」と叫ぶので、それが可愛く可笑しくて酔っている暇はありませんでした。
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吉貝島着。
海綺麗!
すぐにバイクレンタルはあるが、口コミ通り自転車はなし。
よし、歩くか。
自転車道の前に自転車レンタルできるお店があったという口コミはあったけどー…。
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明らかにこれ、やってないー…ね?
よし。砂浜まで歩こう。

かなり歩きました。30分くらい。
風が強くて、もう帽子なんて吹っ飛ばされてしまうので被っていられない。日傘なんて論外。
日焼け止めだけが頼りです。
足元は途中から砂利混じりの砂地に。その先の砂浜は裸足でも痛くないけれど、ここがビーサンだと痛かった。けれど、その苦労は報われる!
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綺麗綺麗綺麗!
綺麗な海!
遠くには、マリンアクティビティで遊びまくる若者たち。
振り向けば
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長々と伸びる、プライベートビーチ!
本当に誰もいない。
波に時折足を浸しながら先まで歩く。
本当にアクアマリン色の、ミルキーなブルーの海がとても綺麗。
吹き飛ばされそうな風が吹くので体感温度は低い。そして、砂つぶてがガンガン当たってくる!
でも、楽しくてしょうがないくらい綺麗。

先まで行ったところでUターン。
お昼を食べて帰りましょう。帰り道、日陰でさくっとグーグル地図を見て、一番口コミの良さそうなお店へ。
別野饗庁。
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広くて綺麗なお店。
すぐに風茹茶の冷たいものを出してくれて、メニューを見て何にしようか考えていると、日本人?と聞かれる。「うん日本人」と答えると「あなた達ちょっと台湾人みたいに見える。ちょっとね」と言われる。
それはもしかして、化粧を諦めているからでしょうか!(笑)
だってすぐ汗で流れてしまうんだもの。でも、「ありがとう!」と返しておきました。

そして、「1人250元で、いろいろ出てくるコースがあるよー!おすすめ!」と言われるので「じゃあそれで!」と決める。
お勧めには従うタイプです。それに、こういうところではお勧めでないものをあっちこっち選ぶとすごく時間がかかる時があるしね。
さて、何が出てくるかなーと楽しみにしていると。
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品数すごっ?!

ハリセンボンの皮のお刺身は食べたかったので嬉しい。
澎湖の小魚が入っている(多分シラス?)という卵焼き
野菜炒め
皮付き豚肉とシナチク?筍?の八角甘醤油炒め煮
イカと野菜の炒め物
海苔と卵のスープ
磯っぽい魚の清蒸
南瓜米粉
白飯

ここのご飯、実質がある感じの味でお米によく合って美味しかった。
野菜いっぱいだし、質実。家族は南瓜米粉が気に入ったようでワシワシ食べる。八角の入った炒め物の、豚皮のついた肉がさくっとしていてとても美味しい。
これにビールが70元で570元。しっかり堪能しました。
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メニューの一部。

やっぱり単品と見比べてみても、合わせてちょっとだけお得、な値段設定にしているようでした。
生うにはメニュー自体になかったかな。海鮮の店!って感じではなく、町の食堂っぽく、美味しいものが食べられました。

その後は高速船に乗って本島へと帰り、タクシーを呼んでもらってホテルへ帰る。ここが不安だったんだけど、本島の港の観光案内所ですぐにタクシーを呼んでくれてスムーズに帰れました。そして、一番暑い時間は、寝る!シエスタタイムです。


日も暮れて18時半頃、ようやく晩御飯を食べに行こうと始動。
行くのは老舗、長進饗餐。ホテルからはすぐそこです。
ツアーの日記をみると大体出てくる、日本人御用達感はあるものの、イカ団子が美味しいという口コミも気になりGo。
店は半分以上の席が埋まっていてそこそこ繁盛。2人、と告げて座ると、まず最初にじゃこが出てきました。これ、柔らかくて少し甘くて美味しい。
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メニューには悩むものの、
炒めヘチマ
うに卵炒め
イカ団子
紅娘、という小魚の揚げたもの
蟹粥
にする。イカフライの方が名物!と言われるが、昨日脂っこかったのと、イカ団子が食べたかったので花枝丸で!と強く押してみる。よし。
しかし、周囲をみると茹でイカとゆで海老を食べている人多数。あっちも頼めばよかったかなあー。
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大好きなヘチマと二枚貝の炒め物。
これ美味しかった!清心よりこっちのほうが、剥き身の貝でじゃりっとしないし、ちょっと塩味効いてるしで好み!切り方も違う。
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うに卵炒め
これ、こんなことしていいんだろうか感が漂う。
それもついてるのケチャップ…。もったいない。ちょっと醤油で食べました。オイリー感が足されて濃厚。
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ワタリガニ粥。
450元でこれだけすごく高い。
思ったよりも濃厚さはないけど、おいしい。蟹はほぼ出汁になっちゃってた模様。
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イカ団子。
おいしい!イカです!という他にあまり何か混ぜてない味。
イカの甘みがあってよし!
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炸紅娘。
これも身が新鮮な魚のふわっとした食感で、とてもおいしい。
頭は食べられるけど、中骨はかなり噛まないと食べられないので大きいやつは出しつつ。魚好きな我が家には大好評でした。
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おまけのスイカ。
そんなに甘くないけど瑞々しい。

ビール2本加えて1250元。内蟹雑炊440とか450とか。
納得感の高い値段ではあります。途中、凄く利かん気そうな赤ちゃんが抱っこされていたのでかわいいねー、と声をかけると3ヶ月なのよー、とかの会話にもなる。地元らしい人も多くて、なかなかおいしいお店でした。

そこからレモンジュース買いがてら、ポケストップを回しがてら街をぐるっと探索。歩行者天国にしたメインロードに
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なんか掲げた人たちがいたり。

お琴を演奏する団体がいたりする。
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とても上手でした。
女性にお琴、っていうのは優美でいいね。
しばらく聞いて、拍手!

今日もゆっくり観光をした気分でした。
やっとコンビニで青草茶を買えて、帰ホテル。

さて、明日は本当なら七美、藍洞という一番メインの観光に行くはずだったんだけれども。短い時間の航海で、海の荒れ具合を確認しようと今日吉貝島に行ったものの、かなり揺れたし波も高かったし。
これで1時間以上乗ってたら、かなり酔いそうだなあ。
諦めて、名残惜しく帰ってまた来るくらいがいいかな。

記事登録日:2016-09-21