新竹にある旧日本海軍第六燃料工場跡地を台湾の知人を通じて見学して来ました。地元の人たちも、あの高い煙突は何だろう?焼却炉か何かだろうかと不思議に思っていたそうです。新竹市の歴史建造物として登録されてから、地元の若者たちが大切に整備・保存していました
http://www.boch.gov.tw/boch/frontsite/cultureassets/caseBasicInfoAction.do?method=doViewCaseBasicInfo&caseId=OA09905000144&version=1&assetsClassifyId=1.2
冷却水なのか、製造した燃料保存用なのか、巨大な漏斗がありました
保存している地元の女性が案内してくれました
戦後、中国からたくさんの軍人が台湾に移り住み、工場跡地も住居としていたそうです
あちこちに住んでいた形跡がありました
工場内に中庭があり、高い煙突を見上げます
足場の悪い中、地元の人がどんどん中へ入って行きます
2階もありました
工場内だけでなく、中庭側にも住居跡が
電球や電線を取り付け、割と最近まで人が住んでいた様子が解ります
水がめ用なのかブリキのタンクがつるしてありました
激しい戦火の中で、こんな高い煙突や塀が崩れ落ちず残った屈強さに驚くと話していました。日本が建てた工場に、中国からの軍人が住み、それがまだ朽ちずに残っている、これらも台湾の歴史の一部として大切に保存して行きたいと保存活動をしている新竹在住の若者たちがいることに深い感動を覚えました