台湾が初めての両親と高雄・台南へ

旅行の時期 2015年12月

View2316

photo
両親と2泊3日で高雄・台南へ旅行しました。2人とも60代後半にして初めての台湾。楽しんでもらえるかな。
photo
13時過ぎに高雄国際空港に到着。MRTに乗り、ホテルに近い橙線の鹽埕浦駅で降りました。2番出口を出て少し歩き、小龍包で有名な「永和小龍包」にて初めての食事。屋台に両親は戸惑っていましたが、小龍包を口にすると、その後は黙々と3皿を平らげました。小龍包1皿9個入り55元を3皿、酸辣湯1杯25元で、お会計は合計190元(約700円)。素朴な味ですが、ショウガと一緒に食べると絶妙な味を出します。
photo
宿は「ホテルアンバサダー高雄」のトリプルルーム。宿泊料+サービス料で2泊・9680元(約36000円)。ホテルはとても清潔で、スタッフは日本語が通じます。高いですが、台湾初心者には無難な選択かと思います。
photo
夕方にフェリーで旗津半島へ。船上からは85ビルをはじめ、高雄市街が見渡せます。
photo
旗津で晩御飯。海鮮店ストリートにある「鴨角活海産店」へ。店頭に並ぶ魚介類を選んで料理してもらいます。頼んだのはハマグリのスープ、イカのニンニク揚げ、アスパラ炒め、炒飯、ビール。会計は590元。サービスはイマイチですが、料理にハズレはありませんでした。
photo
長旅に疲れた両親をホテルに残し、単独行動。ホテルのすぐ横には愛河が流れており、川沿いはこじゃれたカフェやバーが並んでいました。
photo
MRT紅線・巨蛋駅で降りて瑞豊夜市(右)へ。巨大な夜市です。食べ物、服飾、玩具、マッサージ、ゲームと娯楽関係は何でもそろっています。
photo
2日目は台鉄で台南へ。急行クラスの電車で約50分ほど。昔の国鉄を感じさせるノスタルジックな雰囲気。
photo
台南駅に到着。この駅がまたいい味を出しています。
photo
台南駅内にある自動券売機も、どこか懐かしい。
photo
朝食は粽の名店「再発号」へ。ここの粽は間違いありません。1個食べれば十分お腹が持ちます。
photo
再発号から天壇→赤嵌楼→大天后宮と、名所を徒歩で巡りました。写真は道中にあった映画館。日本では見かけなくなった手描きの看板が飾られています。
photo
林百貨店へ。日本統治時代にあった百貨店をリノベーションしています。店内は、食品から服飾・雑貨まで台湾のハイクオリティー商品がそろいます。百貨店周辺には「永盛帆布」「廣富号」といった有名帆布店があり、このエリアは手土産購入エリアととしておすすめです。
photo
昼食は林百貨店から近い「度小月」本店。30分以上並びましたが、ここの坦仔麺は絶品。母は「黄金蝦巻」を絶賛していました。
photo
デザートは「泰成水果店」のメロン+アイス。アイスとメロンがとてもマッチしています。
photo
台南最後の食事は、保安宮から幹線道路を挟んだ所にある屋台「石頭郷」の焼トウモロコシ。トウモロコシのまわりを「沙茶」「バター」等の衣で包み焼き上げるのが、日本と異なる点です。
photo
これは「沙茶玉米」60元。沙茶の衣で覆われています。ピリッと辛く、美味しいのですが、50分近く行列で待たされました。地元の人がバイクで乗り付けて5本、10本と大量購入するので、なかなか進まないのです。
photo
夕方に高雄へ戻り、両親をホテルで休ませて単独行動。MRTに乗り鳳山へ。ここで訪ねたかったのが駅から5分ほどの寺院「雙慈亭」。外観、内装ともド派手です。
photo
雙慈亭正門の左右を守る、このフレディ・マーキュリーみたいな人は何者?
photo
雙慈亭周辺の街並み。この灯りの雰囲気がたまらなく好きです。鳳山は、時間があればもっと探索したかった。レトロな雰囲気の穴場スポットです。
photo
ホテルへ戻り、両親と夕食へ。私のお気に入りの苓雅夜市の屋台「苓雅水餃大王」に行き、水餃子20個(1個4元)と酸辣湯3つ(小1つ25元)を注文。やっぱり美味しい~。
photo
最終日の朝。朝食はホテルから15分ほど歩き、ガイドブックにも出ている有名店「興隆居」へ。長い行列ができていましたが、回転が速く、待ち時間は10分ぐらいでした。
photo
これが名物の湯包(15元)。いわゆる豚まんの部類です。食べると肉汁がぶっしゃーと出てきます。キャベツなど野菜も豊富に詰まっています。2個は食べたくなります。
photo
最後の観光は、台湾初の路面電車(LRT)の試乗体験。MRT紅線の凱旋駅を降りた所に、路面電車の駅があります。4駅分の区間は完成しており、現在(15年末時点)、無料で試乗できます。16年中に開業する予定だそうです。
photo
さようなら、高雄。父は鉄道に興奮し、不満屋の母も食事には満足した様子。何はともあれ、両親の身体が動くうちに、海外旅行で親孝行ができて良かったです。

記事登録日:2016-01-10