カンジューン(肯園 Canjune)

Canjune 肯園 Canjune
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【体験レポート】現役セラピストが心からくつろげるサロンへ

自分の気にあったオイルの選び方など独自のスピリチュアルなトリートメントが魅力的なサロン「肯園」を現役セラピストが体験。

こんにちは。私、クラルスと申します。横浜の中華街近くでトリートメントサロンをやっているセラピストです。以前、ビオラという名前で「横浜中華街で台湾を探そう」という記事にも協力したことがあるので、覚えている方もいるかもしれませんね。

先日、実に3年ぶりに台湾に行き「台北の休日」を楽しんできました。美味しい食事にスイ?ツ、台湾茶、温泉にカフェめぐり、街歩き・・・と台北の魅力はたくさんある中で、今回は「癒し」をメインに、とってもお気に入りのサロン「肯園」(カンジューン)で2度ほどアロマトリートメントを受けた時の様子をレポートします。

台北には本当にたくさんのスパやサロンがある中で、なぜ肯園(カンジューン)なのかというと・・・銅鑼、またシンギングボウル、ティンシャといったチベットの仏具による音のセラピーや、自分のエネルギー(気)にあったエッセンシャルオイルの選び方など、カンジューン独自のスピリチュアルなトリートメントは、訪れるたびに自分の心や体について気づきがあるのです。そしてトリートメント後のなんともいえない爽快感・・・セラピストの技術レベルが高く、またヒーリングに対しての考えがきちんとしているところも好き。「セラピストには人生経験も必要」と30歳以下ではセラピストとして採用しないという姿勢。カンジューンはセラピストの私も心からくつろげるサロンなのです。

3年ぶりのカンジューン、改装してどんな風に変わったのかな?旅行前に別のナビレポーターの体験取材を見てワクワク、そしてナビから予約完了のメールが届いてさらにワクワク!今回は成田からの午前便だったので、初日の夜と3日目の夜に予約を入れました。

~旅行初日のトリートメント~



そして迎えた旅行当日。久しぶりの台湾は懐かしいような、つい先日のような不思議な気持ちです。台北の街を歩き、度小月で担仔麺を軽く食べてからカンジューンに向かいました。忠孝新生站の駅周辺は交通量の多い道路ですが、1本奥に入ると閑静な住宅地。木の多い道をゆっくり歩く間に、もうヒーリングが始まっている感じです。予約の10分前に到着した時には日が暮れてきました。
ほの暗い照明に浮かび上がるようなカンジューンの入口。階段を下りて、玄関へ

ほの暗い照明に浮かび上がるようなカンジューンの入口。階段を下りて、玄関へ

セラピストがあたたかく迎えてくれて、ほのかないい香りに包まれつつソファーに

セラピストがあたたかく迎えてくれて、ほのかないい香りに包まれつつソファーに

空色に変わった床が何だか雲の上にいるような開放感を与えてくれます。一気にリラックスしたのか、急にドッと旅の疲れが出ました。そして用意してくれた薬草茶(ハーブティー)「麗人茶」でくつろぎます。


このお茶は体内の水分をきれいにする働きがあり、セラピスト曰く「利尿でなく利水作用」、体の余分な水分を排出する働きがあるのだとか。トリートメント効果をアップさせてくれますね。このお茶は購入することもできます。他にも「春爛漫茶」とか、ネーミングも美しいのです。

選んだオイルが弱っている「チャクラ」を教えてくれる・・・

この日、私を担当してくれたセラピストはヘレナさん。知的で、穏やかさとおおらかさを持った女性です。体調の確認、病歴、ストレスの度合いや好きな香りなどを日本語のコンサルテーションシートに記入し、ヘレナさんが質問&確認していきます。私は機内が寒かったこともあり、やや風邪気味で呼吸がスムーズでないことを簡単な英語で伝えました。


その後、今日のコースの説明と使用するオイルを決めます。このオイルの選び方が面白いのです。かごの中にたくさんあるオイルの中から目を閉じて3本を選ぶのですが、右手でなく左手で瓶をとります。
この3本が自分のアンバランスな、弱っている「チャクラ」を教えてくれるのです。これは今日の状態であり、過去の状態でもあるそうです。それに基づいてこの日使用するエッセンシャルオイル、マッサージオイルを決めるのですが、選んだそのオイルを「チャクラ」の図と照らし合わせていき、ヘレナさんが解説をしてくれます。


カンジューンでは、肩のこり、ストレスなど症状を踏まえて、チャクラというその人のエネルギーの状態からケアしていくのが他のサロンにない特徴だと思います。症状は似ていても原因は人それぞれ。よりその人にあったケアを受けることができますね。

チャクラとは・・・

人間の体にあるエネルギーの出入口で、エネルギーの調節をしているところが「チャクラ」です。頭頂部、眉間、喉、胸、など7ヶ所あります。古代のインド人は、肉体より先にまずチャクラに表れること、チャクラのバランスがとれていないと完全には癒されない事を知っていたそうです。このチャクラのアンバランスは肉体面で不調や病気となって表れたり、またメンタルな面では落ち込みや考えすぎ、またはいつも不機嫌、攻撃的になるなど、人によってさまざまです。わかりやすく言うと、いつも怒っていたり、何をしても何を見ても文句ばかり言っている人っていませんか?この状態もチャクラのアンバランスなんです。みぞおちにあるチャクラのアンバランスは胃の不調、下腹部のチャクラなら婦人科疾患、眉間のチャクラなら自律神経の不調につながりやすいのです。日本でも「癒し」がブームになり、いろいろなトリートメントが広まりました。でもいくらトリートメントを受けても癒されないと感じる時は、チャクラのアンバランスを考えてみるといいと思います。

五感をフルに使ったカンジューンのトリートメント

カンジューンのトリートメントは香り・マッサージ・音・色・空間・・・触れる・嗅ぐ・味わう・聴く・視るといった五感をフルに使ってこのチャクラのバランスを整え、ストレスの多い現代を過ごしやすくする知恵にあふれていることも、私が気に入っている理由です。都会生活のオアシスとして台北に暮らすマダムや忙しいキャリアウーマンに支持されているのも大いにうなづけますね。

この日予約していたのは「B11・ボディバランシングトリートメント」トータル2時間半。シャワーの後、銅鑼の音を聞くセラピーが15分、さらに足浴、その後100分のアロマトリートメント、お茶&アドバイスで終わります。

ロッカー室で着替えをし、ガウンに着替えます。ペーパーショーツは「何もつけないことに抵抗があるようでしたら使ってください」とのこと。洗面室にあるクレンジングで化粧を落とし、シャワー室へ。衛生上ボディ洗い用スポンジなどは用意していないので、自分で持っていくといいですよ。

クセになる、銅鑼やティンシャの波動セラピー

シャワーの後2階へ行き、銅鑼の前に座ります。

ヘレナさんは私の背中を優しくさすってくれます。呼吸を整えていくと、ヘレナさんが銅鑼を鳴らし始めました。「ドンドンドン・・・・ドォン、ドンドンドンドン・・・・ドォーンドォーーン」最初はさざなみのように小さく、だんだんとうねりのある大きな波のように身体全体に音を感じ、ピリピリするようなものに包まれるような・・・中華街にもこういう大きな銅鑼があったな、なんてぼんやり考えていたのですが、少しすると、ここは横浜なのか台北なのか???あれ何も浮かばない。何も考えられない!何だかとっても気持ちがいい。開放されているみたいな・・・「チーーン、チーーン」ティンシャの澄んだ音色がさらに頭を空っぽにしてくれるようです。この銅鑼やティンシャの音の波動セラピー、これはクセになりますよ。ぜひおすすめします。

頭のてっぺんから足先まで風が通り抜けるような、心身の爽快感!

トリートメントルームに移り、木桶にたっぷり入ったお湯にバスソルトを入れ、足浴。

途中、ヘレナさんが片足づつ優しくマッサージしてくれます。先ほどの銅鑼とティンシャで緩んだ心身は、さらに力が抜けていくようです。とっても気持ちがよくて、この次の100分のトリートメントへの期待も高まります。この段階で「台北に来てよかった、またカンジューンに来れてよかった」って嬉しくなってしまいました。
ベットにうつぶせになり、トリートメント開始です。体が冷えないようにベットは温められ、すぐ横にはオイルヒーターが用意されていました。最初はヘッドマッサージ、そしてヘレナさんが「ふぅーっ」と深い腹式呼吸をしながら私の背中に手と腕を滑らせていきます。温かいヘレナさんの手は呼吸するごとにどんどん温かくなって、さらに深くリラックスしていきます。手の密着感があって、包まれるようなゆっくりとしたストロークの中にもさまざまな動きがあり、それがなんとも気持ちよく、またツボをとらえていくのがいい感じ。私の体をとても大切にトリートメントをしてくれているのが伝わってきます。

途中、足のリフレクソロジーをしてくれるのですが、とってもソフト。それでも身体全体にじわじわと気持ちよさが伝わってきて、それは頭のてっぺんまでのエネルギーラインにちゃんと伝わっていました。

何度か眠りに落ち、うつろいながらの100分間。あっという間のような、長い時間のような・・・時間の感覚が全くなくなっていました。

終了後着替えをし、薬草茶を飲みながらヘレナさんのアドバイスを聞きます。私にはセラピストになる前からの右の坐骨神経痛があるのですが、それを指摘され、マッサージに使用するといいエッセンシャルオイルやストレッチ法、セルフケアをアドバイスしてもらいました。

カンジューンからの帰り道、何度となく心身の爽快感を感じました。まるで頭のてっぺんから足先まで、風が通り抜けるようにすっきり。風邪気味で疲れ気味だったのに・・・旅の準備や仕事の調整、飛行機での移動・・・旅先に到着した時には疲労気味ってことありますよね。旅行初日のトリートメントは疲れを取り去り、コンディションを整えて翌日から元気に旅を楽しめるので、とってもいいと思います。このB11のコース、心身ともにデトックス効果も高かったことも付け加えておきましょう。

~3日目、2回目のトリートメント~

日の担当セラピストはウィングさん

日の担当セラピストはウィングさん

3日目、2回目のトリートメントも18:30からの予約です。バスに乗る楽しみを知ってしまった私は、ホテルそばから忠孝新生站まで、MRTでなくバスで行ってみることにしました。思った以上に早く到着。忠孝新生站からカンジューンまでの道を、呼吸を整えつつゆっくり歩いて行きます。


今日のコースはカンジューンご自慢の「B01・チャクラバランシングコース」トータル1時間半。このコースには銅鑼やシンギングボウルの音のセラピーがついていないため、煩鉢コース30分も事前に予約しておきました。

目を閉じていたのに、また同じオイルを選んでいました!


初めて会ったのに、前からの知り合いのような親しみやすい女性です。前回と同じく体調確認などのコンサルテーションの後、目を閉じて左手でエッセンシャルオイルを3本選びます。この3本で弱ってアンバランスなチャクラを知ることができるのですが・・・ジンジャー、アイリス、ユーカリ・・・何と、私は前回とほぼ同じ位置のチャクラのアンバランスを教えてくれるエッセンシャルオイルを選んでいたのでした。以前弱かった部分でもあり、自覚のある部分。目を閉じているのに、こんなにたくさんのエッセンシャルオイルがあるのに・・・本当に不思議。

そして前回と今回、目を閉じているのに2度とも「ユーカリ」を選んでいました。呼吸器系の強くない私の愛用のオイルです。「自分にとって必要なものや情報は、自分がすべて本能的に知っているのです」・・・本当にその通り。驚きました!

治癒力を高める、銅鑼やシンギングボウルの波動と振動

シャワーを済ませ、再び銅鑼の前に座ります。ウィングさんが銅鑼を鳴らし始めると、今度は早くに頭の中が空っぽになっていきます。そしてしばらくすると右手首、右の坐骨神経、右足にチクチクと痛みを感じてきました。かつてフローリスト時代に痛めた箇所。これが銅鑼の音が大きくなるにつれ、痛みも大きくなってくるのです。「いたたっ」と、声にこそ出さないものの感じていましたが、しばらくするとすぅーっと痛みが消えていくのがわかりました。銅鑼やシンギングボウルの音の波動と振動は、心身に共鳴して弱ったところに働きかけ、治癒力を高めるのです。日頃不思議なんですけど、これは体験して下さいとしかいいようがないところです。

約15分の音のヒーリング後、トリートメントルームに移り足浴。

懐かしいような安らぎ・・・

ベットにうつぶせになりました。チャクラバランシングのコースはトリートメントが50分。背中を重点的に足、仰向けで肩と顔が含まれています。最初ウィングさんの手が少し冷たいかな?と思ったものの、少しするとグワーッと熱くなってきました。背中のトリートメントはソフトなタッチですが、もの足りなさはありません。体中の力がストンと抜けて、気持ちよくてうとうと・・・背中と足のトリートメントが終わった後、私の体の周りを一周しながらシンギングボウルを鳴らします。

「ゴーン、ゴォーン」静かに深く心に響くシンキングボールの音・・・懐かしいような安らぎ・・・心も体も完全にリリース(開放)されているのがわかります。時間の感覚もわからない不思議なひととき。仰向けになってトリートメントが始まると、ウィングさんの手、私の体がビリビリとなにか暖かいものに包まれているように感じました。これが「気」なんです。何だかとっても不思議な気持ちよさで、ストンと深く眠りに落ちてしまいました。

深い深いリラックス

終了後しばらく眠かったのですが、しばらくすると、エネルギーをいっぱい充電した!という充実した感じ。前回の「B11」コースでは、頭のてっぺんからつま先まで、風が吹き抜ける感じの爽快感を感じましたが、今回の「B01」コースでは、安定感とか心の奥深くから穏やかな気持ち・・・まるで自分が大きな木にでもなった気分。深い深いリラックス。トリートメント後の心身も、コースによってこんなに違うのですね。私はセラピーのほか気功をしたりしていますので、一般の方よりも感じることができるからかもしれません。4日間の中で2回通って、この違いを知ることが出来てとてもよかったです。何より心身共にとても気持ちよく心地よく、奥行きの深いトリートメントでした。カンジューンはやっぱり素晴らしい「サンクチュアリ」です。3年前に受けたトリートメントもよかったですが、今回受けてみて、以前よりも進化していると感じました。

2回のトリートメントの感想をウィングさんに伝えてみました。「今回カンジューンに来てみて、リリース(開放)ということを何度も感じた」と言うと、カンジューンのテーマは「日常からの開放」なのよと教えてくれました。香りや音、トリートメントなど、五感からすべてのバランスをとる・・・その結果がこうしてダイレクトに心身に表れていることは本当に興味深いことでした。

海外でトリートメントを受ける?楽しみとは・・・

3年前友人と「カンジューンが東京にできたらいいのにね」と話していましたが、今回は「わざわざ台北に来てトリートメントを受けるのがいい」って思いました。なぜなら旅は日常からの開放、違う国の文化や生活に触れてみると、「普通こうだよね」とか「こうあるべき・こうあるもの」といった常識のようなものが、実は日本や自分の周りでだけの常識だったり、自分の思いこみだったりルールだったり・・・海外の街を旅するのはそんな自分を少し遠くから見つめるいい機会。またそういう時に受けるトリートメントは気づくこと、素直に感じることができるいいチャンス。ここに力が入りすぎとか力を抜けないとか、完全にリラックスした状態ってこういうことなのね、とか。そんなことも海外でトリートメントを受ける楽しみではないかと思います。

ヘレナさん、ウィングさん、2人とも穏やかで瞳がきれいなことが印象的でした。特に笑っていない時にもいつも微笑んでいるように見えるのは、内面の安定からくるものなのでしょう。

両日とも私がその日最後のゲストなのにもかかわらず、洗面所、トイレ、シャワールームの細部まで「あなたが今日最初のゲストです」というように、ほかの人の気配をまったく残さずきちんと整えられていたのも嬉しかったです。

帰り際に「私たち今日から友達になりましょう」とヘレナさん、「私、あなたのこと忘れないでいるわね」とウィングさん。彼女達のおかげでとってもいい時間が過ごせました。
台北には他にも魅力あるサロンやスパがいっぱい。「ルネッサンス・デイスパ」にも行ってみたいし、バリで人気の高い「キラーナ スパ」と同じトリートメントが受けられるという「資生堂スパ」も興味があるし、リージェントの「沐蘭」や、タラソテラピーのスパ・・・台北スパめぐりなんていうのもしてみたいところ。春秋烏来のカンジューンが運営している「セレ ニティ ・ スパ」で温泉の後にトリートメントもいいし、カンジューンで、より内面に気づくエサレンマッサージも受けてみたいです。

今度の台湾はいつになるのでしょう?その際にはまたレポートしたいと思っています。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日 : 2007-05-22

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